フィルタ メンテナンス

エアフィルタは汚染空気をろ過する量の増加につれて、捕集された粉塵が蓄積し目詰まりを起こします。所定量の粉塵を捕集すればフィルタの圧力損失が著しく増加し、集塵能力の低下、粉塵の再飛散の恐れも出てきます。
このため比較的細かい塵埃を捕集する中・高性能フィルタやULPA・HEPAフィルタは再生が難しいため、定期的に交換する必要があります。また粗塵を捕集するプレフィルタは再生することが可能なので、洗浄作業によって定期的に再生して再使用します。
フィルタの種類に応じたメンテナンスを心掛けることで、設備への負担軽減することができ、経済的で省エネルギーな運営が可能となります。 

フィルタ面からのリーク及び、フィルタと支持枠の接合部、支持枠と取付け枠の接合部からシール漏れの有無を測定し、評価することを目的とします。

クリーンルームへの給気量が、規定されている条件に適合しているかどうかを確認するため、風量を測定し、評価することを目的とします。